まにまに音楽生活

よくある音楽、本、生活などについてのブログです。

ゴーストライターの件について

佐村河内氏のゴーストライター事件が地味に気になっています。

というのも、ゴシップ的なことをおいておき(や、もちろんゴシップ的にかなりおもしろいんですが)、倫理的な問題を脇においておくとして、この事件は、「僕らは音楽の何を聴いているのか?」というか、「本当に聴いているのか?物語をみているだけじゃないのか?」という問題をふいに、それも結構な強度で突きつけている気がするからです。

佐村河内氏の生い立ち、聾であるという音楽家にとっての逆境、カリスマ性のあるルックスや振る舞い、総じて物語性。

今回の件により、当の楽曲からこういったものを全て退けて考えるとき、誰もが思ったように、じゃあ本当の天才は、本当の現代のベートーヴェンは、かのゴーストライター氏なのか。

でも、朝、いくつかの報道をみたところ、もちろんコンセプトは佐村河内氏発であったということもありますが、必ずしもそうはなっていない。本日会見がありますが、それらをふまえ、今後、どのような見解が支配的になるのか、気になっています。

あと、本当にベートーヴェン並みの才能なのであれば、これしきの反倫理的な行いなど関係ないはずで、その辺も注目しています。