まにまに音楽生活

よくある音楽、本、生活などについてのブログです。

ロングバケーション

レコードセールだの、ブックオフでセールだのときくと、もう今回はやめとこうーといつも思うのです。が、思うだけで結局がっつり参加してしまって、手元にはおびただしい量のLPやCDや本が残ることになります。

それらを順に消化していくわけですが、一回聴いて即売却候補になるものが七割くらいです。僕はレコード屋さんのボランティアなのでしょうか?

合間に最近よく聴くのが、大滝詠一の傑作『A LONG VACATION』。良すぎて、聴き始めるとずっとそればかり聴き続ける羽目になります。

A LONG VACATION 30th Edition

A LONG VACATION 30th Edition

最近の(一部の?)若手ミュージシャンによるシティポップや渋谷系へ憧憬のというのは、膨大な音楽を咀嚼し自らの作品に落とし込むその作法に対するリスペクトである(所謂洋楽全く聴かないアーティストの是非云々みたいな話と表裏一体ではないかと思っているのですが)と同時に、音楽の肯定的なかまえに対する賛同であると思っています。

全盛期のオザケンはもちろん、大滝詠一の音楽も青春の肯定(と諧謔)に満ちており、彼が参照した60年代のポップス同様にそれはエバーグリーンなものです。もしか、それが幻だとしても。

…であるならば、ベットルームを出自とする博愛主義者であり、いまだに傑作しかつくっていない、"天才"中村一義その人が、もっと、ずっと、リスペクトされて然るべきだと思うのですが、どうなんでしょう?テン年代のもうちょい先にそれは進行するのだと信じていますが。あるいは、神々に合流する為には「不在の期間」というのが必要なのでしょうか?。ロングバケーションからのハッピーエンド。みたいなね。