読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

まにまに音楽生活

よくある音楽、本、生活などについてのブログです。

ベストアルバム2014(9位から7位)

■第9位

Real estate / Atlas

何が良いのか?と言われれば、地味なところだ。と答えるしかないですし、何が変わったんだ?と言われれば、多分ほとんど変わってないです…すいません。と答えるしかないんですけど、Real Estate、素晴らしいですね、いつも。もはや、インディロックの規範というか、中心点はここにあるという気すらします。貫禄のサードアルバムです。

■第8位

椎名林檎 / 日出処

ソロ2ndである『勝訴ストリップ』より後の彼女には、つまりここ10年あまりの彼女の音楽には、正直ほとんど魅力を感じませんでしたが、これはむちゃくちゃいいですね。本当にむちゃくちゃいい。特に中盤までの勢いについては、これに勝てる人は多分国内にいない気がします。ラストの「ありあまる富」ほか、シングルが”ここしかあり得ない”という場所に、ジグソーパズルのように嵌っている様もビューティフル。ただ、「NIPPON」だけはやはりいただけない。歌詞のことではありません。メロディが手癖すぎるし、コスプレのような手つきで、フェイクなロックをやるのは飽きました(もちろん好みの問題ですが)。あと、なんでこんなにいいアルバムなのにこんなにジャケがダサいんでしょう。20年後に名盤って言ってこのジャケ出てきたらイヤじゃないですか……。なんか、あー…。名盤です。

 

■第7位

Shit & Shine / Powder Horn

……気が付いたら俺は薄暗い部屋にいた…。そこでは機械的なビートが、かなりの音量で反復されていて、一言ふたこと声を出してみるが自分の声は聴こえない。それなりに広さがあるように感じるが、クラブではないだろうし、ひと気はない。とにかく暗すぎる。ここはどこなのか…。ふと、全身が痛いことに気が付いた。さっきから瞼が重いのは、どうやら腫れているからのようだ…。けれどもその理由は思い出せない。何が起こったのかまるでわからない。一体何が起こったのか……。ようやく暗闇に慣れてきたところで、両手で必死に瞼を開け周囲を見渡してみる。目の前の壁に大きな文字でTGと書いてあるようにみえる。機械的なビートがかなりの音量で反復されている…。意外にも笑いが漏れる。足でリズムをとりながら、そっと手を伸ばすと、そこに壁などなく、行き場を失った手は空を切り、体はコントロールを失って強かに倒れこむ。くやしい。またしても、体が痛い…。手には何か粉のようなものがついて、慌てて振り払った。そのとき、後ろから何者かの気配を感じた。どうやら向こうに誰かいるらしい。汗が滴り落ちる…。部屋のビートは依然大音量で、鼓膜を揺さぶる。恐るおそる近づいてみると、どうやらそれは男で、全裸であることがわかる。気が付くと俺は踊り出していた。何も思い出せない。男はそれをみている。突然手を振り上げたかと思うと、体に衝撃が走る。体はコントロールを失って倒れこむ。くやしい。笑いが漏れる。とにかく暗すぎる。気が付くと俺は踊り出していた。そこでは機械的なビートがかなりの音量で反復されていて、一言ふたこと声を出してみるが自分の声が聴こえない。……気が付いたら俺は薄暗い部屋にいた…。


という感じの作品です。名前、Shit &Shitでもいいのに。最高。もうBlack Diceは要らないかもしれません。…これが一位でもよかった気がしてきました。

 

つづきます。