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まにまに音楽生活

よくある音楽、本、生活などについてのブログです。

ベストアルバム2014 (6位から4位)

■第6位

Dope Body / Lifer

とにかく、ギターがカッコよく鳴っているのがロックの全てだ…とかいうと、なんかすごい頭悪そうですけど、これはしかし、非常に重要だと思ってます。極端な話、ギターの音さえカッコよければ、それだけで聴けるわけで。スティーブ•アルビニ先生やJ•マスキス先生あたりをクラシックとして、個人的には、もうちょい後の、Ghosts & VodkaやらQ And Not Uあたりで長らく止まっていたギター音そのものの衝撃が、本作によって久々に更新されました。とにかく、ただただギターがかっこよろしい。米ボルティモアの何の変哲もない編成のポストハードコアバンドによる、今年最も衝撃的だった一枚です。


■第5位

踊ってばかりの国 / S.T.

BPM過剰、あるいは短い小節の中にどれだけ言葉を詰め込めるか、なんならラップしてみるかな…?みたいな音楽が溢れる中、じっくりと自分だけのスピードで、美空ひばりみたいに歌う、下津くんのボーカルは本当に素晴らしい。目を一秒もそらしてくれない、楽しそうな天使か悪魔のよう。あまり器用なバンドではないですから、トータルのコンセプトとかそういうのはこちらも要りません。単純に、いい曲と言葉と演奏が沢山入っているものがあればよくて、だからこのセルフタイトルは、それらが完璧にクリアされた、まごうことなき傑作であると思います。歌詞における事実誤認とか、たいした問題じゃない。もっとバカでかい会場で彼らがみたいですね。

■第4位

Grouper / Ruins

「廃墟」と名付けられた今作は、わりと簡素なピアノ弾き語りで、ドローン薄め。今までよりも”普通の”SSWの趣があり、過去のリリース作よりも聴きやすいという印象です。しかし、そこはGrouper。その美しさは壮絶。JAMES BLAKEの音楽は、この世に現れた幽霊のような印象がありますが、彼女のいる場所は、もうこの世ですらないという気すらします。

 

つづきます。